いわゆるハイバネを切るというやつ。
Windows8.1以降では、Cドライブのルートにハイバネーションファイルといわれるとてつもなく容量のでかいファイルがデフォルトで作成されるようになっています。
これはハイブリッドスリープを使用する際にメモリ上のデータを保存するためのファイルで、OSのインストール時に指定されるシステムドライブの最小容量が、マシンに搭載するメモリ容量に比例して過度に要求されるのはこいつのせいです。
ということはつまり、OSの高速スタート機能を使わないのなら、まったく必要のないものなわけです。
近頃はシステムドライブをSSDにしてる人がほとんどなので、Windowsの高速起動を使っている人もあまりいないではないでしょうか。
ハイブリッドスリープを無効にしてハイバネートをオフにすれば、システムドライブの空き容量が格段に増えてディスクアクセスも快適になります。 普段から高速起動を使ってない人は、ぜひハイブリッドスリープを無効にしておきましょう。
・無効にする手順
powercfg /hibernate off
これだけ。
できたら powercfg /a と実行して確認してみましょう。
以下はコマンドプロンプトの画面。
以下のスリープ状態はこのシステムでは利用できません:
ハイブリッド スリープ
休止状態は使用できません。
ハイパーバイザーはこのスタンバイ状態をサポートしていません。
高速スタートアップ
休止状態は使用できません。
このように表示されていればハイバネーションはオフになっています。
同時にCドライブ直下も確認してみましょう。バカでかいシステムファイルが消えてなくなっているはずです。
以上、ハイバネーションを無効にする手順でした。