Bluetoothのペアリングができない

Bluetoothのトラブル
何らかの原因でペアリングできないときの対処方法

まず前提として、ほとんどのUSBアダプターはWindowsに最初から入っている標準ドライバーで対応できるので、製品付属のドライバーはインストールしない。
すでにしてしまった場合は、アンインストールしてからデバイスを接続する。
そして、デバイスのインストールは正常に終了しデバイスマネージャーにもBluetoothデバイスが問題なく表示されている状態。
ここからが問題。

なぜかペアリングできない。
デバイスのインストールは間違いなく成功していて親機のデバイスは生きているのに、なぜか子機のデバイスとの接続ができない。
具体的には、ペアリングモードに入っている子機デバイスをBluetoothの設定画面で認識できない状態。
そんなときの対処方法。

実は、Windowsのプラグアンドプレイ(PnP)に任せてドライバーをインストールするとデバイスの名称が「Generic Bluetooth Radio」ってのになるんですが、このドライバーがUSBのアダプターに合ってないようなんですね。
なので、ドライバーを別のものに差し替えてやる必要があります。
差し替えるドライバーもWindowsに標準で入っているので、要はドライバーの指定を変更してやるだけです。

やり方は、デバイスマネージャーのプロパティのドライバーにあるドライバーの更新をクリックして、ドライバーの更新ウィザードを立ち上げます。
そして、「コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索します」から「コンピューター上のデバイスドライバーの一覧から選択します」へと進み、「互換性のあるハードウェアを表示」の中にある「Generic Bluetooth Adapter」を選択します。
そして、「次へ」を押すとインストール開始。
ドライバーの更新が終了したら、デバイスの名称が元々の「Generic Bluetooth Radio」から「Generic Bluetooth Adapter」に変わっていることを確認してください。
これでBluetoothの設定画面で子機デバイスを認識できるはずです。

それでも認識しない場合は距離が離れすぎていて電波が届いていなかったりだとか、そもそも子機側の製品不良だったりなんてこともありますが、そのへんのことは検索すればじゃんじゃん出てくるのでここに書き記すまでもないでしょう。
それに引き替えこの件に関してはあまり知られていなかったようなので、ここに書いておく次第です。

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