固定キー機能(Shift Lock)を完全に無効化する方法


Windowsの固定キー機能はコントロールパネルのユーザー補助機能の設定で on/off の変更ができるんですが、設定で機能を使用しないとしているにもかかわらず固定キー機能が勝手に有効になってシフトキーがロックされてしまい、はたまた簡単に復旧できなくなるなんてことがよくありますよね。
今回は、この問題を根本から解決する方法を紹介します。

固定キー機能が勝手に有効になる問題。

どうしてこんなことが起こるのかというと、それは、固定キーの機能を有効にするショートカットキーが存在するからなんです。つまり、なにかの拍子に、そのショートカットを自分で発動させてしまっているのが原因なんですね。

で、それを言うと、「いやだからその機能はコントロールパネルで無効にしたでしょ!」って話になるわけなんですが、このショートカットキーは、コントロールパネルで無効にしてあるものを有効にする、すなわち、コントロールパネルの設定を変更するためのショートカットなんですよ。
そして、このショートカットそのものを無効にする設定は、コンパネのどこにもありません。

では、なんでこんな迷惑な機能が実装されているのかというと、障害者に対する配慮なんですね。
つまり、固定キーの機能が必要なときに、素早く簡単に有効化できるような設計になってるんです。
そして、この機能を完全に無効化できない理由はおそらく、いつでも障害者が使えるよう必ず補助機能を残しておかなければならない。というようなことなんでしょう、たぶん。

まあそれでもそういうのは往々にしてあくまで建前であることが常で、MSも無効化する手段を完全に封じているわけではないみたいです。
固定キー機能を完全に無効化する方法は、一応のところ残されています。

[HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Accessibility\StickyKeys]
"Flags"="0"

これです。レジストリを直接いじります。
デフォルトだと"0"以外の数値が入ってるはずです。なのでそれを"0"としてみてください。
これでもうきっと、シフトロックの誤爆に悩まされることはありません。


以上、固定キー機能を完全に無効化する方法でした。


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